1日で完結させるデイトレード

株の投資スタイルのうち一番保有期間が短いのがデイトレードです。デイトレードでは買った株は次の日に持越しせずにその日のうちに売るのが基本です。取引手数料の安いネット専業証券会社の登場により、超短期のデイトレードを行いやすい環境になりました。デイトレードを行う者をデイトレーダーと呼んでいます。ノートパソコン1台とブロードバンド環境さえあればデイトレードを行うことは可能ですが、大きなモニターをたくさん自室に並べて取引を行うデイトレーダーがよく見られます。モニターごとに違う銘柄のチャートを表示させていて買い注文や売り注文を出すタイミングを計っています。最初のうちからたくさんのモニターを揃えるのでは大変なので最初は一つだけのモニターでデイトレードを始めることが多いです。

デイトレーダーは信用口座も開設している場合が多いです。それは現物株だけでは買いからしか入れませんが、信用取引ができれば売りからも入れるからです。相場が上昇局面でも下落局面でも両方でリターンが見込めるのが信用取引の良いところです。証券会社の信用取引の取引手数料は現物株より安いことが多いです。さらに信用取引の現引きと現渡しの仕組みを利用して取引手数料の節約まで狙えます。一日で何回もトレードを行う手法を用いるデイトレーダーにとっては取引手数料の節約は大きいです。

数日間保有するスイングトレード

デイトレードよりも保有期間が長いのがスイングトレードです。スイングトレードを行なう者をスイングトレーダーと呼んでいます。デイトレードは1日で完結させる株の投資スタイルですが、スイングトレードでは数日間保有するのが特徴です。スイングトレーダーや株式相場の状況にもよりますが2日間から10日間ほど保有することが多いです。

デイトレードでリアルタイムチャートを見るときは分足が基本となります。デイトレーダーによって1分足や3分足や5分足や15分足など使用する時間足が異なります。スイングトレードでは日足が使用されることが多いです。デイトレードは急激な値動きに対応しやすい反面、翻弄されてしまうことがありました。スイングトレードでは翻弄されにくい反面、急激な値動きへの対応が遅れてしまうことがあります。

デイトレードよりも株の保有期間が長くなる分だけメンタル面での強さも要求されます。その代わりに取引回数がデイトレードより少ないので比較的ゆっくり行動できるメリットがあります。パソコンのモニターに張り付きっぱなしと言うことも少ないので、本業と株取引とかけもちするときにも比較的容易です。

数か月以上保有する中期投資

スイングトレードよりも保有期間が長いのが中期投資です。中期投資を行う者を中期投資家と呼んでおり、数か月から1年くらい保有することが多いです。スイングトレード同様に日足を使用しますが、中期投資家によっては週足も使用することがあります。腰を据えてじっくり株取引したいと言う方に向いている投資スタイルです。取引回数が少ないので取引手数料は殆ど気にしなくて済みます。短期間の株価の値動きに翻弄されなくて済みますが、スイングトレードよりも急激な値動きへの対応が遅れます。

デイトレードでは配当金を受け取ることは難しいですが、中期投資ならタイミング次第では配当金を受け取ることが可能です。配当金を受け取るには権利確定日までに株を保有することが必要です。それには権利付き最終日である権利確定日の3営業日前に株を買っておきます。それ以前に株を売ってしまうと配当金を受け取りできないです。この時期になると配当金目当ての投資家が増えるためか株価が上がることがあります。決算期の3月であることが多いですが企業によって違いますので事前に確認しておくことが大切です。

数年から10年以上保有する長期投資

中期投資よりも保有期間が長いのが長期投資です。長期投資を行う者を長期投資家と呼んでおり、数年から10年以上保有することが多いです。長期投資家によっては20年以上保有している場合もあります。
使用する時間足は保有期間が長いだけに週足や月足が使用されることが多いです。将来性のある企業の株を選ぶことができれば大きなリターンが得られることがあります。長期保有している間に株価が値下がりすることはあっても、受け取りできた配当金である程度ではありますが穴埋めできます。デイトレードやスイングトレードよりも銘柄選びが非常に大事となる投資スタイルです。長期投資では積立投資と言う方法があります。一度にまとめて投資すると大きな資金が必要ですが、積立投資なら株を買うタイミングをずらせるので少額から始められると言うメリットがあります。

証券会社では積立投資ができる投資信託をたくさんご用意していることが多いです。日本株はバブル崩壊以降、ITバブルやアベノミクスで急激な株価の上昇が時折見られます。この上昇の波に乗れると大きなリターンが期待できる反面、上昇の波が終わり売り損なうとかえって損失に繋がることがあります。成長が伸び悩んでいる国より、将来的にも成長が期待できる国のほうが向いている投資スタイルです。

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